北大津、１８安打１１点で常葉橘下し夏初勝利

第９２回全国高校野球選手権第２日（北大津１１－４常葉橘、８日、甲子園）６年ぶり２度目の出場となる北大津が序盤からの攻勢でリードを奪い、２回戦へ駒を進めた。北大津は初回、３番山口が先制の適時二塁打。さらに二回、一死一、三塁から９番村井が右中間へ三塁打を放って二者が生還、下位打線の３連打で２点を加えた。四回にも１番北林の適時三塁打で１点を追加。五回には先頭の４番小谷が大会第１号となるソロ本塁打を右越えに放ちリードを広げた。北大津の攻勢はなおも止まらず七回、連打に相手の守備のミスも絡んで無死二、三塁とすると、７番西野が三塁打で２点を加え、さらに８番岡本がスクイズ成功とこの回３点の攻撃。常葉橘の反撃は八回。二死一、二塁から３番早川の適時三塁打でまず２点。さらに続く４番牛場の２点本塁打で４点差としたが反撃もここまで。九回、北大津の村井に２ランを浴びるなど３点を失い、勝負が決した。

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